「世界一くさい食べ物」として有名なシュールストレミングは「食べ方」に注意しないと色んな意味で危険な食べ物でもあります。
そんなシュールストレミングの食べ方と、実際に食べてみた人の感想を一覧でまとめました。
シュールストレミングの食べ方
シュールストレミングは、日本でもIKEAでお馴染、スウェーデン生まれの缶詰めです。
「世界一くさい」と有名な缶詰めですが、その正体は ニシンを塩漬けにしつつ発酵させた保存食。
使っているもの自体は特別なものではありませんが… 蓋を開けた瞬間の匂いは納豆の18倍、「日本のくさい食べ物」で有名なくさやの約6倍近くもの強烈な香りがするとの事。
「缶の開け方」にも工夫が必要で、内部で発酵しているので缶が膨張するほどに膨らんでいるのがシュールストレミングの特徴。「缶が膨らんでる」という事は、うっかりそのまま缶切りで開けてしまうと、ブシャーっ!と中の「くさい汁」を浴びてしまいます。
この時の匂いは、うっかり室内でそのまま開けてしまうと数日間は匂いが残ってしまう他、洋服に汁がついてしまったら、二度と完全に匂いを取り除く事はできないそうです。
- シュールストレミングを開ける場合には、次のような手順を踏む必要があります↓
- 缶を冷やす:冷蔵庫に入れて冷やす事で内部を減圧できる。
- 缶を開ける:基本、屋外でビニール袋等に入れた状態で開ける。
- 水の中で開ける:室内で開ける時にはこの方法。ボール等に水を入れた中に缶ごと沈めて開ける事で、飛散するのを防ぐ。
- 水で洗浄:流水で洗浄しつつ中の汁を完全に除去。
本場のスウェーデンでは、こんな風に開けている様子↓
日本のあの方はこんな風に開けてしまってました…↓
缶を開ける時には、「必ず水の中やビニール袋の中でやらなくてはいけない!」というのがはっきり分かるはず。
しかも、粒子で流さずにそのまま臭い汁入りで食べてるので、なおのことアグレッシブです。
実際に食べてみた人の感想
シュールストレミングを食べてみた人の感想をまとめるとこんな感じ↓
- 想像出来るより臭くて味はおいしくはない
- すぐに虫がよってくるので危険
- ブルーチーズや納豆とは根本的に違う、食べ物の雰囲気がない。
- 草津温泉や万座温泉を思い出す
- イカの塩辛なんてお子様ランチ
- 沢庵の古漬けのトランスバージョンみたいな臭いだった
- 届いた時から缶にサビが浮き、どら焼き状態に膨らんでいるので、開ける勇気が湧かない。
- 掃除されていない公衆便所の臭い
- 酒などで匂いを封じ込めて何かにのせたりして食べると美味しい
- そのまま食べるとなるとかなりショッパイ
- 友人との良い思い出にはなった