電話に出る時に何気なく使っている「もしもし」ですが、なぜ「もしもし」と言うようになったのでしょうか? その由来と意味をまとめました。
電話の「もしもし」が始まった由来
日本初の電話は、1890年(明治23年)に東京と横浜間に開通したのが始まりでした。
今の電話は、相手の電話番号を押すなり、登録している番号を押すなりすれば直接相手につながります。
ですが、当時は電話をかける時には、まず「電話局」にいったん電話をして「○○という番号に繋いて下さい!」と伝えて、電話局の人が相手に電話をかけないと電話が繋がらない…というちょっと不便なしくみだったそう。
電話番号を電話局に伝える時に、初めは「おいおい!(繋いで欲しい)番号は…」のようなタメ口すぎる声かけをしていたようでした。(高級官僚や実業家等のいわゆるお金持ちな人達しか持っておらず、そんな言葉使いをしてたとの事。)
電話局で電話をつなぐ担当だった人はほとんど女性だった事から、「申します申します!番号は…」のようにちょっと丁寧な言い方に。
そして、この「もうします もうします」が短くなっていて、今の「もしもし!」に変化していったとの事。
今は、電話をうけた時に「もしもし!」と言ったり、電波が悪くて声が聞こえづらい時なんかに「もしもーし!」と言ったりしますが、もともとの語源が「申します申します」だったと考えると、ちょっと変な使い方なようにも思えますね。
電話でよく言う「もしもし」の由来を今初めて知った
— 明鏡春月 (@XzX66) 2018年3月12日
啓介。お前な…「もしもし」の由来はちゃんとあるんだ。「もし」は元々「言う」の謙譲語であってつまり「申す」のことだ。…おい、馬鹿みたいに「申す申す」俺に言うな
— ダブルエースの先生な涼介bot (@HAKUSHIKI_aniki) 2018年1月30日
そうです
もしもしは申します申しますから出来た言葉で妖怪は同じ言葉を二回続けられないので夜道など自分が相手から見えない所で話しかける場合は安心させるために二回繰り返して話しかける…というのが由来としてありましてな
諸説ある内の一つなんですけども— なけなし@ジャガーノート (@nakenasi9) 2017年3月30日
二夜連続の非常につまらない反応だけども、電話口で「もしもし」と言うようになった由来は、開通当時に音声が弱くて不明瞭だから「申しあげる、申しあげる!」と声を張り上げてたから、ってジャポニカ学習帳に書いてあったよ。>RT
— 麻柴木 (@s_mashibagi) 2015年7月14日
由来というか原初を知りたいランキング
5位…電話が切れたのに「もしもし!?もしもし!?」って言う奴
4位…「~アル」が口癖の中国人キャラ
3位…食パンくわえて走って登校してると転校生と曲がり角でぶつかる展開
2位…何かあると脳内に現れる天使と悪魔
1位…デュクシっていう効果音— ラヰ (@Violettebrise) 2015年1月22日
チューク語では無線で相手に呼びかける際に「モーチ、モーチ、モーチ、モチモチモチ」と言う。たぶん日本語の「もしもし」に由来しているのだろうけど、ちょっと笑える。
— Atsushi Nagata (@acchi911) 2014年10月2日
Disclosureのwiki見てたら、所属してるレーベルの『Moshi Moshi Records』って由来が日本語の『もしもし』からきてると知って驚いている。
— たい (@ta_isan) 2014年7月21日