和食店や居酒屋で刺し身の盛り合わせを注文すると、「菊の花」が添えられている事がありますよね。なんで菊の花が添えられているのでしょうか?
菊の花が添えられている意味は2つ
刺し身に菊の花が添えられている理由は、主に2つの理由があります。
- 彩りのため
- 殺菌作用のため
単純に刺し身の盛り合わせの彩りとしての役割と、菊の花が持っている殺菌作用によって生魚による食中毒を防げぐ目的もあります。
菊の花は、実は「解毒効果のあるもの」として知られていて、中国では漢方薬としても使われていました。
ポーラ研究所による発表では「菊のエキスによって生体内のグルタチオンの産出を高める効果があった」としています。
▶関連:伝統生薬「菊花」の解毒作用を解明
グルタチオンは3つのアミノ酸が結合したもので「解毒作用のある成分」として有名です。
菊の花は食べてもいいの?
刺し身に添えられている菊は「食用菊」ですので、食べる事ができます。
「食べれます」というより、刺し身にあたってしまう事を防ぐためには、むしろ食べた方がいいものです。
その理由は先に解説したとおり、菊の花を食べると体内で解毒作用を働かせるグルタチオンの量を増やす事ができるからです。
食用菊は品種改良により「ほんのりとした甘み」があるので、そのまま食べても良いのですが、実際に食べる時には、あまい美味しくない芯の部分は外してしまった方がおすすめ。
また、花びらだけを醤油に浮かべて、菊の風味をうつしつつ 見た目でも楽しみながら刺し身を食べる、風情のある食べ方もあります。
刺し身に添えられる青じそ、パセリや菊の花はただの色味使いではなくて、食中毒を軽減させ時には寄生虫防御の効果があるので食べたほうがいい。
— あめの森 (@blueAkaTUKI1126) 2017年11月24日
刺し身についてる菊の花って食べられるのか!知らなかった(・_・;)しかも9割地元愛知産だったとは…(テレ東)
— 藤丘(原稿中) (@fujioka_pandora) 2016年9月9日
刺し身に乗ってる菊の花とかももしかしたら食えそう
— レーザーマン (@tnchin_hassi) 2016年4月16日
刺し身の花はタンポポじゃなくて食用菊では…?
— もぐ@再履確定★フラスコ (@mogu_ri_n) 2015年1月26日
刺し身についてる菊の花は魚への手向けってウソチクでなかったっけ? #ijuin
— なたま (@nagaredamashii) 2014年8月4日
基本的に好き嫌いはない、添え物のパセリとかもちゃんと食べるけど刺し身についてる食用菊?
あれだけは手が出ない。— ミックスカイ (@sky39gid) 2018年1月13日
刺し身に入ってる食用菊、あれ食べると子供の頃秘密基地作った草むらのような香りが口の中に広がるんだよね。
— シンイチ (@shinichi_8o2) 2015年2月16日
刺し身に付いてる紫蘇は殺菌や食中毒防止用なのは知ってたけど菊も同じ効果なのか…毟って食べるのね
— 小鳥遊みぅ (@mixu1115) 2014年11月1日
刺し身を食べるときにツマと一緒にたんぽぽが乗ってるときがあると思うんだけど、あれたんぽぽじゃなくて食用の菊なのよね。殺菌作用があるから、昔は刺し身による食中毒防止のために食べてたとか。今では食べる人はほとんどいないが。
— こう@モンハンフレコTwiIDと同じ (@ef_Alato) 2014年4月6日