「みたらし団子」の名前の本当の由来&発祥の地が知りたい!

雑学

みたらし団子の名前の由来は何なのでしょうか? みたらし団子の由来と発祥の地のエピソードを解説します。

 

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みたらし団子の由来と発祥の地

みたらし団子の名前の由来となり、発祥の地にもなっているのが、世界遺産にも登録されている京都の下鴨神社(正式名:賀茂御祖神社)です。

下鴨神社の境内には「みたらし川」と呼ばれる川が流れています。この川の不思議な所は、土曜の丑の日が近づいてくると、池の周辺や川底から水が湧き上がってくるという事。

この湧き上がってきた水をに足を浸すと「無病息災につながる」とのエピソードから、土用丑の日前後の4日間で「足つけ神事」として「御手洗祭」が開催されています。

この神事の際には大勢の人が集まるのに合わせて、だんごを売る店舗が登場。湧き水からの「水泡」をかたどりつつ、御手洗祭でちなんで「御手洗だんご(みたらし団子)」と呼ばれるようになったそうです。

(他、人間の体をモチーフにしているという説もあります。)

ちなみに、元祖「御手洗団子」は、串に5つの団子が刺さっていて、1本だけ少し離れてつけているのが特徴的で、少し小さめの団子のサイズになっています。

 

御手洗祭に行ってみたい!

「御手洗祭」は年々人気が増加している人気のお祭りです。時期は毎年7月の下旬頃に開催。

開催中にお参りをする時の手順としてはこんな感じ↓

  1. 境内の受付の列に並ぶ。
  2. 受付でお供え料を(300円)ロウソクを受け取る。
  3. 靴を脱ぎ、御手洗池に入る(大人の膝下程度の水深がある)
  4. 中を進み、途中の種火がある祠でロウソクに火をつける。火を消さないように奥へ。
  5. 御手洗社(井上社)前の祭壇にロウソクを献灯して無病息災をお祈り。
  6. 池から上がり、ご神水でお清めをして完了。

御手洗池には、この神事のみの期間しか中に入れないので、かなり貴重な体験となるはず。

夜遅くまで開催しているのもこの神事の特徴。ロウソクの灯が池に反射して、かなりフォトジェニックなムードになりおすすめです。

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