ズボンのチャック(ファスナー)が開いている事を「社会の窓が開いている」等と言われますが、なぜこんな表現がされるようになったのでしょうか?
ズボンのファスナー「社会の窓」の由来
ズボンのファスナーが開いている由来となったのは、1948年 – 1960年まで放送されていたNHKのラジオ「インフォメーションアワー・社会の窓」という番組が由来となっています。
当番組では、様々なテーマを掘り下げて紹介する社会派の番組。
そんな社会派の番組が「ズボンのチャックが開いてる事」に例えられるようになってる理由は、この番組ならではの方針が理由。
番組では「本来は隠れている部分を裏側から覗いてみると、本質が見える」という趣旨の内容で構成されていたのだそう。
その「裏側から覗いている」という部分だけが拡大解釈されて切り取られて、「スボンのチャック=社会の窓」となったというわけです。
世界では、何て言われてる?
ちなみに「社会の窓が開いてるよ!」を意味するフレーズは、世界各地に存在しているそう。
代表的なものはこんな感じになっています↓
- アメリカ:XYZ(Examine your zipperの略。あなたのチャックを調べて下さいの意味)
- 韓国:南大門が開いている。韓国語では南も男も「ナム」と発音する。
- ドイツ:ズボン屋さんが開いてるよ!
- インドネシア:鳥カゴが開いてるよ!
- ロシア:ソーセージを売ってるの?
- ギリシャ:お店が開いてるよ!
- オランダ:ウサギが逃げてるよ!