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7種類の材料が必須?七福神にちなむ「福神漬け」本当の由来

雑学

カレーのお供におなじみの「福神漬けの由来」と、実は知らない人が多い必要な材料についてまとめました。

 

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福神漬けのネーミング「昔話が由来」説

福神漬けの由来になった昔話があるのを知っていますか? ストーリーははこんな感じの内容です↓

  • 借金だらけの男がいた。
  • ぼんやり河原を歩いてると、上流から茄子やきゅうりがたくさん流れてきた。
  • 男が野菜を川から拾い集めて、醤油に漬け込み売ると、飛ぶように売れ、それをきっかけに漬物屋に。
  • 商売を始めるきっかけになった「神の助けだ」という事で、福神漬というネーミングに。

「昔話」的にはこうなのですが、実は本当の由来は別の所にあります。

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「七福神の名前にちなんだ商人がつけた」説

東京上野になる漬物屋の老舗「酒悦」が、明治18年に作ったものが「福神漬け」の正しい元祖と言われています。

酒悦の主人であった「野田清左衛門」は、当時、塩漬けが主流だった漬物に代わり、醤油を使った漬物作りの研究を行います。

みりんを加えた醤油漬けが完成するまで、10年ものが歳月がかかったのだそう。

そんな新商品の漬物の試食を、当時の流行作家で知人でもあった「梅亭金鵞」知人に依頼。「どんなネーミングにするのがいい?」と訪ねたそうです。

梅亭金鵞は、野菜を7種類使っていて、店舗が不忍池弁天堂(弁天様)のある上野にあるから、弁天様に由来して「福神漬けがいいのでは?」と言ったのが始まり。

今でこそ「大根の福神漬け」等の福神漬けのアレンジレシピもありますが、本来の意味は「弁天様を含む、七人の神様」に由来しているので、茄子、レンコン、しそ、うり、カブ、大根、ナタマメの7種類の野菜を使っている事が必須。

この7種類のどの野菜がかけても、福神漬と呼ぶ事はできません。

ちなみに、由来となった「酒悦」は、現在もちゃんと存在している店舗で、時代の流れにのって なんとネット販売も行っています。

福神漬けも、当時の伝統をひきついだ「元祖福神漬け」として販売されていました。