「お酒ちゃんぽん」「ワインや日本酒」は悪酔いの原因になる?

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2種類以上のお酒を一度のお酒の席で組み合わせて飲む「ちゃんぽん」。また安い酒や日本酒の他、ワイン等も悪酔いしやすい等と言われています。

実際のところ、こういったお酒の種類によって悪酔いの原因になってしまう事はあるのでしょうか?

 

お酒の「ちゃんぽん」は悪酔いする?

科学的によく言われているのが「どの種類のお酒を飲んでも、アルコールである事には代わりはなく、種類によって酔いやすさが決まる事はない」とされています。

つまり、色々な種類のお酒を飲もうが、科学的には悪酔いするはずはないというもの。

ですが、現実的に「ちゃんぽんしちゃって、悪酔いしてしまった…」という経験は誰しもあるものです。「ちゃんぽん」で悪酔いする理由は主に2つの理由が考えられます。

1:単純に飲み過ぎる

「悪酔い」するかどうかを決める一番の原因は、お酒に含まれるエタノール摂取量の総量です。

例えばビールだけ、焼酎だけ、のように同じ種類のお酒を飲み続けていると、ある程度の「飽き」が生じてくるので、飲む総量も少なめに。(特にビールの場合は2〜3杯も飲めば飽きてくる人が多いはず)

一方で、ちゃんぽんして複数のお酒に変えていく事で、「飽き」が起こりにくくなるので、その分だけエタノールの摂取総量も増えていくと予測できます。

2:心理的な作用によるもの

「ちゃんぽんすると悪酔いする」という意識が原因で、酔いがまわりやすくなるケースです。

論文「Understanding Alcohol Expectancy Effects: Revisiting the Placebo Condition」によれば、「アルコールを飲んだ時の個人差は、実際のお酒を飲んた効果の本人の予想に深く関係している」という発表があります。

アルコールを飲んだ時の「運動機能」と「認識機能」の変化に対する研究を行っていて、「お酒を飲んだらこれらの機能が低下するに違いない!」と予想してた人はそのとおりに大きく低下。

逆にこうした悪いイメージを持ってなかったグループの人は、お酒によっての機能低下も少なかったのだそう。

つまり「ちゃんぽんしたら悪酔いするに違いない」と思ってる人ほど、脳のイメージに影響をうけて酔いが回りやすくなる可能性が考えられるというわけです。

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ワインや日本酒は悪酔いする?

「日本酒は糖質等のアルコール以外の成分を含むから悪酔いしやすい」「赤ワインを飲むと頭痛がしやすいからイヤ」と考えている人も多いと思います。

日本酒においては、「糖質などの不純物が原因で悪酔い」の理屈が通ってしまうと、食事と一緒に摂取している食べ物次第でどんなお酒でも悪酔いしてしまう事になり、真実味がありません。また、実際に科学的な根拠もないそう。

ワインについては、ワインのアルコールそのもので頭痛が起きてしまうような事はありません。

ただ、製造過程において、ほとんどのワインに酸化防止剤として「亜硫酸塩」が加えられていて、亜硫酸塩アレルギーの人がワインを飲んだ時にアレルギー反応的に頭痛が起きてしまうケースはあるそう。

また、白ワインの製造工程にはなく赤ワインだけにある工程に「マロラクティック発酵」と呼ばれる複雑味を増加させるための作業があります。

このマロラクティック発酵中に「ヒスタミン」「チラミン」と呼ばれる成分が発生。ヒスタミンは血管を拡張させる作用、チラミンは血管を収縮させる作用があり、これら成分によって偏頭痛が起きる場合もあります。

ただ、いずれにせよワインのアルコールが原因ではなく、「亜硫酸塩」「ヒスタミン」「チラミン」等の成分によるものです。