100度近い温度があるサウナで火傷しない原因&火傷する理由

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一般的に80〜90℃近い部屋の温度があるサウナルーム。熱湯に近い温度のある場所なのに、火傷をしない原因と理由は何なのでしょうか?

 

サウナで火傷しない理由

サウナでやけどしない理由はシンプル。「空気と水の熱伝導率が違うため」です。

熱伝統率は簡単に言うと熱の伝わりやすさの事で数値が高いほど、簡単に熱が伝わるという事に。例えば、一般的な材質の室温付近での熱伝導率はこんな感じ↓

  • アルミニウム:236
  • 鉄:84
  • 水晶:8
  • ガラス:1
  • 水:0.6
  • 木材:0.15〜0.25
  • 発泡スチロール:0.03
  • 空気:0.0241

空気と水の熱伝導率を比較してみると、約25倍ほどの差がある事が分かります。

つまり、ドライサウナのような ほとんど湿度がない(水気がない)ような空間で100℃近い温度があったとしても、熱を電動させる媒体は熱伝導率が極めて低い「空気」だけなので、すぐに火傷する心配がないという事。

また、サウナに入っている時に大量にかく汗によって「気化熱」によって皮膚表面が冷却されて、ほぼ一定の温度に保たれる事も火傷を起こさない要因になっています。

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サウナ内で火傷してしまうケースもある

一般的な利用方法をしていれば、ほぼ火傷する可能性は低いサウナですが、場合によっては火傷を負ってしまうケースもあります。

これは、通常の火傷ではなくて「低温火傷」と呼ばれるもの。

低温火傷が発生するのは「表皮に不可逆的な障害を及ぼすには 44℃ で 6 時間要する」とされています。

44℃で6時間で低温火傷になってしまうのですが、44〜51℃までの間では、1℃上昇するごとに低温火傷が発生する時間は約半分になると言われています。

  • 44℃:6時間
  • 45℃:3時間
  • 46℃:1時間30分
  • 47℃:45分
  • 48℃:22.5分
  • 49℃:約10分程度

こんな感じです。

サウナ内の温度は80〜90℃程度が一般的ですが、サウナ内の床の温度は40〜50℃程度が多いそう。

床の上に直接皮膚をつけた状態になると熱伝導性の低い空気に触れずに、直接皮膚にあたる事になるので、十分に低温火傷の可能性もあるというわけです。

通常は、床の上にさらにタオルがひいてあるので、普通にサウナを利用している分には問題はありませんが、例えば サウナ内でうっかり寝てしまったりして、直接 床や壁に顔や皮膚をつけた状態を続けると低温火傷を起こしてしまいます。

実例では、お酒によって泥酔した人が、サウナ内でうつぶせ状態で1時間ほど爆睡してしまい救急搬送。搬送時は顔が赤くなって軽めの水疱がある程度だったものが、低温火傷の特徴である「深部深くまで火傷」となり、後日 顔を大きくただれるほどの火傷状態になってしまった… というケースもあります。

お酒を飲んでサウナに入る事は、脱水症状のリスクはもちろん、こうした低温火傷のリスクの観点からも「絶対にやってはダメ!」と言えそうです。