テニスの「サービス」の意味は日本語で「奉仕」になってる理由

テニスで最初にボールを打つ行為をサービスと言いますが、日本語的に言うとサービスは「奉仕する」という意味です。なぜ、そんな言葉が使われてるのでしょうか?

 

テニスのサービスは超!攻撃的

現代のテニスのサービスは時速200kmというスピードがあり、錦織圭選手の場合は最速サーブの記録は202kmぐらい。

執筆時点での最速記録はオーストラリアのサミュエルグロス選手が叩き出した263kmもの驚異のサーブスピードが最速記録になっています。

サミュエルグロス選手ではありませんが、その強烈なサーブによって テニスボールが地面にめり込むという まるで漫画のような出来事がおこるほど、テニスのサービスは強烈です↓

基本的にテニスのサービスは、「相手に打ち返されない」ということが基本。日本語で言う「奉仕」とはまったく相反するイメージで、コートにボールを叩きつけています。

サービスではなくて「アタックー!!」のような言い方の方が適切な気もしますが、なぜ 「奉仕」のような意味が使われているのか?

その理由は、テニスが始まったルーツを辿る事で明らかになります。

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なんで奉仕なの?

テニスの原型となったものは、13世紀にフランス貴族の間ではやっていた「ジュ・ド・ボーム」と呼ばれるゲームで、ウィンブルドンで有名なイギリスでは「リアルテニス」の愛称で知られています。

「ジュ・ド・ボーム」を訳すと、「手のひらのゲーム」という意味。その名前のとおり、初めは素手でボールをたたいていたのですが、それがやがてラケットを使うようになり、テニスへと進化していったそう。

ジュ・ド・ボーム自体は、日本ではマイナースポーツですが、イギリス・フランス・オーストラリア等では、今も競技されてるスポーツで世界大会も存在しています

当初のジュ・ド・ボームは「貴族の遊び」ともあるように、最初にボールをトスをする役割を果たしていたのが、貴族の召使い(サーヴァント)でした。

「旦那様。まいります」のように、ボールを投げ入れて…そこからゲームが開始されます。つまり、最初に召使がボールを旦那さまに渡す動作を「奉仕」として、サービスというようになったというわけ。

海外ではサービスと言わずに「サーブ」と言われていますが、「serve」は「仕える」の意味があり、名刺になるとservant(召使い)の意味です。