卵の長期保存は尖った方が下な理由&温度は何度にするのが正解?

卵を長期間保存する方法について紹介。尖った方を下にしたほうが良いのには、ちゃんと理由があります。

 

尖った方を下にする理由

卵の尖った方を下にする理由を理解するには、卵の構造を知っておくと分かりやすいです。

卵の尖った部分の反対側、つまり「丸い部分」には気室と呼ばれる箇所があります。気室は卵が呼吸をするための場所です。

呼吸をする場所を上側にする事で、それだけ新鮮な空気を多く取り入れられるようになり、その分、長期間鮮度を保ちやすくなるというわけ。

卵の構造的に覚えるなら「尖った方を下」と覚えるよりも、「丸い側には気室があって呼吸してる。だから、丸側が上」と覚えるようにすると忘れにくくできそう。

ちなみに、丸い側を下にすると「気室内の空気が卵黄と触れやすくなって、最近が入り込むリスクがあがる」という理由からも、「気室部分は上向き」が良いというわけです。

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卵を長く保存する温度は何度?

卵を長期間保存できる温度については、サルモネラ菌汚染の観点で「安定的に10°以下にすると、長期保存がしやすい」との報告があるようです。

この事実から食品衛生法でも「生食用殻付卵は10℃以下で保存するのが望ましい」と決められています。

ちなみに卵の賞味期限については「生食で食べられる期限」をもとに表示。

生食で食べられる期限は、ここでも「サルモネラ菌の増殖が起こらない期間」の事なので「卵を保存する温度」によって変わってきます。

イギリスのハンフリー博士の研究がベースとなっていて、「家庭内で冷蔵保存する7日間」をプラスして、おおよそ次のようになっています↓

  • 夏季(7〜9月):産卵後から16日以内
  • 春秋(4〜6月、10〜11月):産卵後から25日以内
  • 冬季(12〜3月):産卵後から57日以内

理論的には、例えば冬季だと2ヶ月近くも保存が可能ですが、実情的には「パック後で2週間程度」が多くなっているようです。