天気予報で使われる「アメダス」の名前の由来は何なのでしょうか?
アメダスは雨ではない
アメダスと聞くと、なんとなく「雨の予報をするもの」というイメージがあり、雨だからアメダスと思ってしまいがちです。
アメダスはいわゆる略語で、フルネームはこんな感じになっています↓
- Automated Meteorological Data Acquisition System
日本語では、地域気象観測システムという意味で、これを英語にした頭文字をとったものがアメダスという事。
実際に英語のイニシャルを見てみてもわかるとおり、雨を意味する「rain」のような英語は一切入っていません。
つまり、アメダスは雨の略語ではなく、残念ながら雨にちなんだネーミングではありませんでした。
アメダスって何?
なんとなくモヤモヤとして「アメダス」。
詳細は、全国に網の目のように存在している観測システムの事で、気象台や観測所だけでは分からない詳細なデータを観測できるのが特徴。
例えばこんな感じに存在しています↓
「気象マニア」な人には、全国各地のアメダスを探し出して訪問しに行く人も多いようです。