実は知らない人が9割!「東京タワー」の面白雑学まとめ

雑学

東京タワーにまつわる雑学の中で「それは知らなかった!」という人が多い、ユニークな雑学をまとめました。

 

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東京タワーの材料の3分の1は戦車!?

東京タワーを建設している時に、とある業者が朝鮮戦争で壊れてしまった戦車(M4とM47)を米軍から購入し、墨田区内にあった解体業者の「高野工業所」で解体されくず鉄が運ばれて鋼材に変わったとの事。

鋼材の量は1,000〜1,500トンにもなり、展望台より上部の材料として使われていて、全体の割合で言うと約3部の1も占める量になるそうです。

当時の日本には良質な鋼材がなく、アメリカ側では旧式の戦車を売ってしまいたい!という思惑があり、両者のメリットが一致して「戦車を材料に」となったと言われています。

 

東京タワーの電気代

東京タワーのライトアップに使われいてるライトは「ランドマークライト」と「ダイヤモンドヴェール」の2種類があり、それぞれ次のような違いがあります↓

ランドマークライト:1989年1月1日より点灯されているものでタワーに向かって輝く定番のライト。全部で180個あり、夏にはメタルハライドランプを使った白っぽい色、冬は高圧ナトリウムランプを使った暖色系のいりになります。

ダイヤモンドヴェール:タワーの外に向かって輝くLEDランプ。総ライト数は276台あって、全部で17段の光りの階層を持ち七色に光らせる事ができます。

2つのタイプのランプがあり、さぞ1日に電気代もかかっているのでは?と思ってしまいがちですが、東京タワーのオフィシャルページによると、1日にかかるライトアップの電気代は21,000円程度なのだそう。

あれだけ巨大な建物の割に、意外に安く抑えられてる事に驚きますね。

ただ、東京タワーの2倍近くの大きさがある東京スカイツリーでは、1日の電気代はさらに安く16,000円程度。スカイツリーは「全てLED照明」になってる事で、さらに電力を安く抑えられているようです。

ちなみに全国のパチンコ店の1日に使う電力の平均をとってみると、1店舗あたり5〜6万円にもなります。

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展望台が2段階に分かれてる理由

現在の一番高い展望台である「トップデッキ(旧 特別展望台)」は、アンテナ整備用の作業台だったそう。この場所を昭和42年7月に展望台として開放したそうです。

 

タワーの高さが333メートルの理由

東京タワーが333メートルの高さがある理由は主に2つ。

1つ目は建設当時に関東一円に電波を送る時に必要な高さを計算したところ333メートルだったから。昭和33年に開業は偶然だったそう。

2つ目は、創業者である前田久吉さんが「せっかく作るなら、エッフェル塔を超える高さのものを作りたい!」という思いから、エッフェル等の高さ312メートルを超えるライン(現在は放送用アンテナが設置されて324メートルに)を目指したとされています。