寿司屋さんの湯呑みがあれだけ巨大な大きさがある理由は何なのでしょうか? お寿司にまつわる雑学と合わせて紹介します。
寿司屋の湯呑みが大きい理由
回転寿司等に行くとよく見かける「魚辺」がたっぷりはいっているデザインでおなじみの湯呑みですが、一般的な他の和食店の湯呑みと比べると、分厚くて大きいサイズになっています。
湯呑みのサイズが大きい理由は諸説ありますが、主に次の3つがよく言われるものです↓
- 「熱いお茶を保つため」説:寿司の次のネタを食べる時に、前のネタの油分をしっかり口の中からなくすために、熱いお茶を飲んで欲しい。なので、冷めにくいように分厚くて大きいサイズになった。
- 「屋台だったから」説:寿司屋はもともと 今のように店舗を構えてるというより、屋台のような露店型の店舗だった。店主が一人で切り盛りしてるので、何度もお茶を注がないでいいように 大きいサイズの湯呑みに。
- 「手を洗ってたから」説:昔の寿司屋では、最後に湯呑みの残ったお茶で寿司を持っていた手の油分を洗い流し、のれんで手を拭いて店を出ていていたので、手を洗えるほどの お茶が残るように大きいサイズになった。
2番目に関しては「じゃあ、他の屋台は何で湯呑みのサイズが大きくないの?」となりますし、3番に関しては今の時代では考えられないもののように感じますね。
という事は、一番有力なのは1番目の「熱いお茶を提供し、それぞれのネタの味わいをしっかり楽しむため」が説得力があるように思います。
ちなみに、3番目の「のれんで最後に手をふく」というエピソードから、のれんが汚れてる店ほど、「何度も手を拭かれてた証になるので「美味しい店の証拠」ともなっていたようです。
その他 知ってたらスゴイ?寿司雑学
その他、寿司にまつわる雑学を一覧表にしてまとめました。
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醤油の付け方 | タネの部分に少しだけつける。また、穴子、卵焼き、かんぴょう巻、太巻き等には醤油はつけない。 |