鶏は1年間で何個の卵を生む?毎日生むのはなぜ?

卵を産む動物は、1年に何度も産むわけではない場合がほとんどで、決まった期間が産卵期になっています。

では、鶏の卵はなぜあんなに毎日卵を産む事ができるのでしょうか?

 

鶏は1年に何個卵を産む?

普段から口にしている「鶏の卵」は、養鶏所でとれたもの。そんな養鶏所でとれる卵はどれぐらいの量がとれるのか?

1年換算の平均で見てみると、1羽あたりで270個以上の卵を産むのだそう。

日本人の年間の平均労働日数は240〜250日ぐらいが平均ですから、それを上回るペースで毎日卵を生み続けている事になります。

他の動物と比べてみても、かなり膨大な量の卵を産んでいる事が分かりますよね。

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鶏が卵を毎日産める理由

では、なんで鶏はこれだけ多くの卵を産む事ができるのでしょうか?

その理由は大きくわけて2つの理由があると言われています。

  1. 鶏ならではの習性
  2. 品種改良によるもの

ニワトリは、自分が産んだ卵が減ると、さらに産み足して帳尻合わせをするという性質があります。この性質を利用して、何度も卵をうませているというわけ。

ただ、その習性だけでは、毎日の産卵に耐えられる状態にはなっていません。

そこで、養鶏場の気温は、毎日 鶏が卵を生みやすい「春」に近い環境にしつつ、さらに耐えられる体になるように品種改良もされているとの事。

 

スーパーの卵は孵化しない?

スーパーで売っている卵を温めると、ひよこが生まれるのでしょうか?結論からいうと、ほとんど「ゼロ%」に近く生まれる事はありません。

なぜなら、スーパーの卵は無精卵だから。

無精卵と有精卵の違いはこんな感じ↓

  • 無精卵:交尾なしで生まれた日常的な卵
  • 有精卵:交尾によって生まれた卵

とてもシンプルな理由ですね。

ニワトリとは違って、ウズラの卵については、稀にスーパーの卵の中にも有精卵が混ざっているケースがあり、当然、温めるとヒナになります。

ウズラはオスとメスの区別がプロ目線で見ても見分けを着けるのがかなり難しいとの事で、メスのゲージにオスが紛れてしまう場合があるからなのだそうです。

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卵の「殻の色」で栄養価は変わる?

一般的には羽の色が白色の鶏は白卵を。羽の色が茶色の鶏は赤卵を産むと言われています。

また、鶏の品種や育った環境でも白卵になったり赤卵になったりもします。

スーパーで売っている赤卵に注目してみると、白卵より値段が高いものが多く、「値段が高い分、栄養もたっぷり詰まってそう」と思って、あえて赤卵を選んでいる人も多いかもしれません。

ですが、実は「白卵と赤卵の栄養価は、育った環境が同じならほぼ一緒であり、赤卵の方が優れているという事はまったくないそう。

以前は、茶色の羽の鶏はエサを食べる量が多く、その分 肥料代もかかった事もあって、赤卵の値段が高価になりがちでしたが、現在は品種改良も進み 白卵との差はほとんどないと言います。

ただ「卵の美味しさ」には、殻の色によって違いがあるそう。

美味しい卵を作るには、鶏がストレスがない環境でのびのびと育つ事が理想的ですが、そんな「平飼い」を呼ばれる方法で育てられるのは、茶色の羽の鶏の品種が多く、美味しい卵も多め。ただ、平飼いなので、ゲージに入れられて育てられる鶏よりコストがかかります。

一方で、ゲージに何羽も入れられて育てられるのは白色の羽の鶏が多く、システマチックに生産できる分、コストは下がりますが、鶏のストレスは溜まりやすいので味もそこそこです。

  • 赤卵:茶色の羽の鶏から生まれやすい。栄養価は一緒だが、平飼いでノーストレスの場合が多く卵が美味しい。
  • 白卵:白色の羽の鶏から生まれやすい。栄養価は一緒だが、ゲージで育てられる場合が多く味もそこそこ。

栄養価的には赤卵も白卵も違いはありませんが、純粋に「卵の美味しさ」を求めるなら、赤卵を選ぶ方がいいという事になりそうですね。