昔から食べ合わせが悪いもの(一緒に食べない方がいいもの)の代表として「梅干しとうなぎはNG!」のように言われていますが、実際にはどうなのでしょうか?
一般的に食べ合わせが悪いとされるものの一覧表と、それぞれの根拠や理由を合わせて一覧表にしました。
「食べ合わせが悪い」と言われる組み合わせ一覧表
うなぎと梅干し | もともと「食べ合わせ」については、中国の陰陽五行説に由来していて、日本では、江戸時代に貝原益軒が書いた「養生訓」をきっかけに広がったとされています。 養生訓では「うなぎと銀杏」が食べ合わせが悪いとされていて、これが転じて広まったと言われているのが鰻&梅干しの組み合わせ。 ただ、実際には科学的な根拠はなく、むしろ相性がいい食材なのだそう。 |
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天麩羅とスイカ | 天ぷらの油分と、西瓜の水分が「水と油」になっているので、消化に悪いとされています。 その理論でいくなら、油っぽいものが多い欧米型の現代の食生活は、ほとんどの場合が食べ合わせが悪い事にもなってしまいますね。 |
カニと柿 | カニの身と、柿の果実が両方とも体温を下げる効果があると言われいて、それが原因で体を冷やしすぎてしまうとの説が。 |
クルミとアルコール | クルミの実には血圧を上げる効果があり、アルコールとの相性が悪いとされています。 バーで提供される、ミックスナッツにもクルミが入っている場合もあるのでは?という謎が残りますね。 |
西瓜とアルコール | 両方とも利尿作用があるもの。利尿作用が強い他に、本人は「水分を摂取している」という気分になりやすいので、脱水症状になりやすいというもの。 |
お茶と鉄分 | 食後にお茶を飲むと、食事から摂取した鉄分が参加してしまい、体内に吸収されにくい状態に。特に貧血気味の人は避けたい方が良いと言われています。 |
メントスとコーラ | コーラ等の炭酸飲料に、メントス数粒を入れるとちょうど間欠泉のようにコーラが吹き出し「メントスガイザー」と呼ばれています。 この現象が体内で起きてしまい、実際に胃に損傷を起こしてしまった人もいるそう。 |