居酒屋で瓶ビールの栓を抜く理由はサービスではない理由が存在!

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居酒屋やホテル等で提供される瓶ビールは、必ず栓を抜いた状態で提供されています。実はサービスで…という以外に、はっきりとした理由が存在していました。

 

瓶ビールは線を抜いて出さなくてはいけない!

会社の忘年会等、大きな宴会がある時。宴会の幹事をしてたり、新人さんだったりする場合、「最初の乾杯」をスムーズに行いたくて、もたついてる店員さんを差し置いて、自分で瓶ビールを開けたくなったりするもの。

ですが、実は瓶ビールは必ずお店側が開ける必要があり、抜栓してない状態でテーブルに置いてしまったりすると違法にもなってしまいます。

もし、飲食店でビールの栓をあけずに提供した場合、「ちょっと飲みきれないから、栓もあいてないし持って帰ろう…」とお客さんが判断してしまうかも。こうなると「お酒を販売した」のと同じ意味になってしまいます。

抜栓した瓶ビールを出すだけなら「飲食営業許可証」があれば提供できます。ただ、未開栓の酒類を販売する場合には「酒類販売業免許」が必要になると酒税法で決められています。

通常、飲食店が「酒類販売業免許」を取得するのは、普通の酒販売店よりも難しい!とされています。なぜなら、税務署が与える条件で場所的要件(酒税法 第10条)もあって、飲食店や酒場は酒類を販売する場所として不適当とされているからです。

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また、実際に免許を取得できた後にも問題が。

普通、飲食店がお店で提供するお酒は、酒類の小売店から仕入れるのが一般的ですが、免許取得後は小売店からお酒を仕入れる事ができなくなり、自分で卸売業者や製造業者から仕入れなくてはいけなくなってしまいます。

こうした手間を増えるため、飲食店で「酒類販売業免許」も持ってるというケースはかなり例外的。そんな理由で瓶ビールは必ず抜栓した状態で提供されているというわけです。

ちなみに、ボトルワインを注文して飲みきれなかった分を「お土産」として持ち帰る場合はどうなるのでしょうか?

この場合でも、厳密に言うと「飲み残した部分を酒類として販売した」とみなされてしまうので、NGとなってしまいます。

実際、この辺りをよく分かっていなくて「飲み残しの持ち帰りをOK」としているお店も多いかもしれません。

 

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