ノートパソコンやデスクトップパソコンのキーボードは、実は自分が思ってる以上に「汚れの巣窟」となってるスポットのようです。
そんなキーボードをキレイに掃除するには、どんなやり方が良いのでしょうか?
便器よりも汚い? キーボードの汚れ
イギリスで発売されいている、とある雑誌の企画の中で「キーボードとトイレ便座の微生物の量を調査!」というものがありました。
実際に調査を依頼したところ、調査結果となった33枚のキーボードのうち、4枚のキーボードは「健康被害を及ぼす危険性があるほど汚れていた」とのデータだったのだそう。
そのうち1枚からは、キレイに拭き取り掃除をした便座の約5倍もの量のバクテリアが見つかったという驚きのデータが発表されていました。
そもそも日本で使われているキーボードではないという事と、実際の割合としては少ないものの、「キーボード自体がかなり汚れやすいもの」という事を示している、反面教師的な事例となっていますね。
キーボードの汚れを正しく掃除しよう!
そんな汚れまくりのキーボードをキレイに掃除するにはどんな方法があるのでしょうか?
VAIO製品の修理やカスタマーサポートを担当している人への取材記事「プロが教えるPCのキーボード掃除。水道水で拭き掃除はNGな理由とは!?」を参考にすると、おおまかなポイントは2点ありました。
- エアダスターで汚れを飛ばす
- 精製水を使って拭く
エアダスターでホコリを飛ばすのは定番の方法。大きな汚れや日常的な掃除方法として実践している人も多いはずです。
気になるのは「精製水を使って拭く」という部分。
担当者によると、エタノール等のアルコールを使った方法は色落ちの原因になったり、水道水で濡らしたのので掃除すると白い後が残ったりしてしまうので、ミネラルや塩素等が含まれてない「精製水」がベストなのだそう。
ただ、実際のキーボード用クリーナー等には「エタノール」系の材料が使われている事も多く、実際の洗浄力としては多少はアルコール系も入ってる方が能力は高そうです。
キーボードを絶対に痛めたくない!という場合には精製水をベースに。とにかく汚れを徹底的に落としたい!という時には市販のクリ−ナー等も併用する方法が良いと言えます。
ちなみに、デスクトップパソコン等とセットになっているキートップを外せるタイプのキーボードの場合。
動画にあるようなやり方で、キーキャップ引き抜き工具や掃除用のゲル状素材を組み合わせて、もっと念入りに掃除する方法もあります。