ムダ毛をカミソリで剃ると濃くなったり、太くなったりする等とよく言われますが、実際の所はそんな現象は起きてしまうのでしょうか?
カミソリでムダ毛を剃ると濃くなる?太くなる?
ムダ毛をカミソリで処理している断面を拡大してみると、ちょうど大きな木の幹を根本からカットしているような状態になっています。
木の幹の先端は、細い枝になっているように、ムダ毛もそのまま自然に生えている状態だと、先端部分になるにつれて細長くなっている状態です。
ここでムダ毛の根本部分をカットすると、木の幹の根本をカットして「丸太」のように太い面になってしまいます。
この太い面のまま成長する事で、これまで毛先が細くて薄く見えたムダ毛が、面積の大きい面になった状態で成長するので濃くなったように見えるという事。
- ムダ毛を剃ると太くなる?:面積が広い部分が成長するので、太くなる
- ムダ毛を剃ると濃くなる?:面積が太いムダ毛が増えるので濃く見える
こんな風になっています。
ちなみにホルモンバランスの変化で、男性ホルモンの方が優位になったりした場合、毛そのものが太くなるケースはあるようです。
正しいムダ毛の剃り方
ムダ毛を剃る時の覚えておきたい「正しい剃り方」をまとめるとこんな感じ↓
- から剃りをしない:石鹸やクリームでなめらかな状態で剃らないと肌を傷つける原因に。
- 1ヶ月に1回は刃を変更:普通の刃物より極薄で作っているカミソリは痛みやすく剃り味が落ちやすい。
- 乾燥した場所に保管:お風呂場や洗面台の上など湿気が多い所に保管しない。湿気が原因でサビが発生し、剃り味が落ちる。
- 剃る順番に注意:長い毛をいきなり逆剃りすると肌ダメージの原因に。まずは、毛の流れに添って剃るようにして、その後で逆剃りをする。
- 肌ダメージを抑える:何度も同じ場所を沿ったり、無理やり肌におしつけて剃るような行為はNG!
もともと毛が太い人は、ムダ毛をキレイに剃る事と合わせて、脱色クリームや抑毛剤等のもともとのムダ毛を細く見せるものも併用するのがおすすめです。