よく辛いものを食べると太りにくくなると言われますが、実際のところは本当にそんな事があるのでしょうか?
辛いもの成分別の「太りにくい」の真相
辛いものを食べると太りにくいと言われる要因となっているのは、「辛い」と感じる食材に含まれている成分によるもの。
それぞれのエピソードをまとめるとこんな風になっています↓
唐辛子 |
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胡椒 | 代謝促進、消化促進、利尿作用やむくみ改善等が期待。 |
カレー粉 | フェヌグリークと呼ばれる成分が、血糖値上昇を抑制。血糖値上昇を抑えるので、中性脂肪が発生せずに太りにくくなるのでは?との研究発表(日本栄養・食糧学会等) |
生姜やニンニク | 代謝促進、免疫機能向上、血行改善、発汗促進等に期待。 |
ラット等の動物実験の研究結果はあるものの、あくまでも「飲ませてみたら下がってる場合もあった」というモノが主流で、こういう成分が作用してこう働いてるから痩せる!のような明確な理由は存在していません。
また、カプサイシンの発汗作用についても、サウナ等で「汗をかいても痩せるわけではない」と言われる理由と同じように、一時的に汗を流して体重が微妙に減る事はあっても、すぐにもとの水分に戻ってしまうので、汗だしで痩せる事もありません。
カプサイシン自体は、体を温めてくれる食材なので、食事として取り入れるのは良いのですが、「痩せる目的」で食べていると、逆に食欲を刺激されて食べ過ぎたり、胃腸が荒れる原因ともなってしまうようなので要注意です。